第37回織田幹雄記念国際陸上競技大会


↑競技場の外に置いてあった(?)靴。

・観戦に行くまで
         1ヶ月ほど前からどうしようかなと思っていましたが、広島陸協のサイトでエントリーリ
         ストを見て観戦に行く事を正式決定!26日に駅伝に参加したあとだったので筋肉痛
         気味でしたが、なんとか頑張りました。前日はネットで高速情報(料金など)、カーナビ
         で距離&所要時間を確認。そして持っていったほうがいいかなと思うものをバックに
         積めこみました。

     私の必須観戦グッズ---双眼鏡、電話、プログラム、デジカメ、水筒、ペン、メガホン、
        名刺。必要に応じてイス、ビニールシート、帽子なども積んでます。

当日
 ・8:15    出発。食べるところがあまりないと聞いていたので途中で食料を購入し、クーラーバ
         ックに入れこみました。競技場まではほとんど高速道路ですが、約230km強ありまし
         た。トンネルの多さにイヤになりながらも、2回ほどサービスエリアで休憩をはさんで
         11時少し前には到着しました。

初めて来た広島ビッグウィング。立派な競技場でした。熊
本のKKWINGに似ているように感じました。1000円を払
い入場券を購入し中にはいりました。小・中学生の競技を
やっていたせいか正面スタンドはけっこう人でいっぱいで
した。ただ、イスの間隔(前の席との)は狭くて、一度座った
ら移動しにくかったです。





 ・11:30〜  女子走り幅跳び開始。前のほうの席はほとんど埋まってましたが、私にとって午前
         中のメインはこれなので、最前列に行って座りました。(階段に^_^;)花岡さん、池田さ
         ん、桝見さんの跳ぶのを生で初めて見ました。大きな跳躍の度に歓声が上がってま
         した。花岡さんは跳び終わる度にスタンドにいる越川さんと跳躍のチェックをされて
         いるようでした。試合のほうは一回目にオーストラリアの選手が跳んだ6m41を花岡
         さんが徐々に記録を伸ばしていき逆転。6m53で優勝されました。池田さんは6m37
         (昨年のベストは6m41)でした。けれどファールになりましたが4回目はかなり伸びて
         ました。社会人1年目の今年は注目です。桝見さんは体も動きも大きかったです。
         大学生になったばかりですから早く環境に慣れて記録を伸ばしていってほしいです。

女子走り幅跳び

順位 氏 名
-1- -2- -3- -4- -5- -6- 記録
1 花岡 麻帆
x

x

6.40
-0.1
6.48
+1.0
6.53
+2.3
6.30
+0.3
6.53
+2.3

2 ブロウン・トンプソン
6.41
0.0
6.37
+1.8
6.27
+1.0
6.32
+1.6
6.20
0.0
6.40
+0.9
6.41
0.0
3 池田 久美子
x

6.37
+0.6
6.28
+0.1
x

6.29
+1.6
6.29
+1.1
6.37
+0.6
4 桝見 咲智子
5.90
-0.8
x

6.21
+0.5
x

6.17
-0.1
6.15
-0.5
6.21
+0.5
5 山本 絵理
6.12
+0.4
x

x

x

6.02
+0.1
5.97
-0.2
6.12
+0.4
6 狹川 穏子
5.97
+0.7
5.81
-0.5
5.78
-1.1
5.89
+1.6
5.79
+0.6
x

5.97
+0.7

     競技が終わってしばらくして花岡選手の握手会をします。というアナウンスが流れ
        ました。これは行かなければと思ったんですがそのあとに入場券の末尾が0か9の
        人に限りますという放送が・・・。私は4でした。けっこうがっかりしました。

 ・11:45〜  一方、トラックのほうでは男子110mハードル、男女100mの予選がおこなわれてま
         した。久しぶりにスプリントのレースを見ましたが、やっぱり速いです。(@_@)各組ト
         ップで通過した選手は調子がよさそうでした。決勝での記録への期待がふくらみま
         した。

 ・12:30〜  女子円盤投げが始まってました。ただ遠かったし、アナウンスがよく聞き取れなくて
         (放送されていたのか?)次誰が投げるのかを把握できず山口さんも室伏さんも1投
         ずつくらいしかちゃんと見れませんでした。でもいい記録がでましたよね。

女子円盤投げ

順位 氏 名 -1- -2- -3- -4- -5- -6- 記録
1 山口 智子
49.82 53.14 x 54.46 50.51 55.15 55.15
2 室伏 由佳
51.27 53.12 52.20 53.39 53.25 54.98 54.98
3 池田 理恵
44.08 45.79 40.42 47.26 46.75 49.15 49.15
4 影山 富子
45.90 47.13 46.95 44.13 47.53 47.29 47.53
5 横山 幸代
x x 43.08 45.67 x 46.54 46.54
6 林田 真那美 42.54 46.53 x x x x 46.53



 ・13:10〜 西日本ジュニアの女子の3000mと男子の5000mが始まりました。(どちらもA、Bの
         2組ずつ)風が強かったこともあり各組ともペースはさほどあがりませんでした。けど
        諫早の牧島さんのラスト見事でした。(中学の時も強かったですが。)ところで、私は
        この時は正面スタンドの最前列から15列目くらいのところに座っていたんですが、ち
        ょっと前方ではスーツ姿の関東の大学の監督さん達がストップウォッチを見ながら
        観戦されてました。男子のA組が終わったらすぐに席を立たれましたが・・・。勧誘
        活動もたいへんなのでしょうね。

        それから、男子の走り幅跳びと三段跳びは離れた場所にいたのでほとんど見れま
        せんでした。

男子走り幅跳び

順位 氏 名 -1- -2- -3- -4- -5- -6- 記録
1 荒川 大輔(4)
7.50
+0.2
x

7.78
+2.5
7.64
-0.1
7.60
-1.3
7.83
+1.1
7.83
+1.1
2 田川 茂
7.61
-1.2
x

7.70
+1.6
7.79
-0.2
x

/

7.79
-0.2
3 寺野 伸一
7.59
+1.3
7.49
+1.7
7.69
+2.0
7.38
-1.3
7.60
+0.1
x

7.69
+2.0
4 安倍 翔太
7.18
+0.9
7.55
+2.0
x

x

x

x

7.55
+2.0
5 井上 義大
7.49
+0.2
x

x

7.51
-1.5
x

x

7.51
-1.5
6 稲富 一成
6.79
-0.2
7.42
+1.2
7.35
+0.8
x

7.39
+1.9
7.38
+1.0
7.42
+1.2

男子三段跳び

順位 氏 名 -1- -2- -3- -4- -5- -6- 記録
1 杉林 孝法
15.79
-0.2
x

x

x

16.72
+3.2
16.80
+1.5
16.80
+1.5
2 アンドリュウ・マーフィー
16.10
+0.9
16.12
+0.9
x

16.59
+2.7
x

x

16.59
+2.7
3 渡邉 容史
14.96
-1.2
16.08
+3.1
x

x

16.40
+4.5
16.05
+3.1
16.40
+4.5
4 石川 和義
16.28
-1.6
/









16.28
-1.6
5 山本 雄介
15.74
+1.2
15.71
+2.4
15.21
+3.8
15.06
+2.5
15.55
+2.5
15.73
+0.9
15.74
+1.2
6 梶川 洋平
x

x

15.04
+0.6
15.74
+1.2
x

x

15.74
+1.2


 ・14:20〜 女子1500mをかわきりに男女400m、男子110mハードル、男女100mの各決勝が
        1時間ちょっとの間に行なわれました。女子1500mはモンビが飛び出すのかと思っ
        ていたら、そういうこともなく途中高校生の有馬さんが引っ張るというスローペース
        でした。最後は800mの強い松島さんが流石のスパートで優勝しましたが。男女の
        400mは風の影響もあってか目をみはるような記録はでませんでした。また、この
        時はゴール地点の少し先にいたんですが、選手が投げ入れる花を受け取ろうとす
        る中高生が群がってて見てて面白かったです。110mハードルのほうは田野中さん
        の好調さが目につきました。優勝したオーストラリアの選手はサイボーグ(?)みた
        いな感じでした。(失礼)

女子1500m          男子110mハードル(+1.3)

順位 氏 名 記録
1 松島 朋子
4:26.78
2 渡邊 いくみ
4:26.93
3 那須川 瑞穂
4:27.05
4 ジュリア・モンビ
4:27.53
5 山口 由香
4:27.79
6 山下 郁代
4:28.80
順位 氏 名 記録
1 カイル・バンダー・クルプ
13.67
2 田野中 輔
13.76
3 内藤 真人
13.84
4 浅見 公博
13.94
5 櫻井 健一
14.01
6 八幡 賢司
14.03

        女子の100mは新井さんと坂上さんのデッドヒートが見れて満足でした。他の選手
        も追い風参考にはなりましたがいいシーズンインができたのではないでしょうか。
        男子100mは全員が接戦でした。(表現が変ですか?)土江さん自己新でしたね。
        朝原さん微妙に調子がよくなかったのでしょうか?でも、こんな大きな大会で1位
        と8位の差が0.15とは短距離も層が厚くなってきてますね。それから大画面(正式
        には何ていうんでしょう?)でリプレイとかを流されていたのはありがたかったです
        ね。ゴール付近の接戦の様子とかよくわかりましたから。あれがあると印象に残
        りますね。
女子100m(+2.4)      男子100m(+2.0)

順位 氏 名 記録
1 坂上 香織
11.48
2 新井 初佳
11.49
3 松本 真理子
11.63
4 鈴木 亜弓
11.65
5 瀬戸口 渚
11.78
6 信岡 沙希重
11.81
氏 名 記録
1 リンデル・フレイター
10.21
2 土江 寛裕
10.23
3 石倉 一希
10.25
4 朝原 宣治
10.30
5 松田 亮
10.31
6 川畑 伸吾
10.32

 
        
1時間ちょっと小・中・高のリレーが続くので、サ
ブトラックのほうに行ってみました。これからある
男女の5000mに出場するたくさんの選手達がア
ップをしてました。ギャラリー(?)もたくさんいまし
た。しばらくしたらザワザワと人の群れが・・。な
んの騒ぎかなと思ってみてみると為末さんがサ
ブトラックに移動している後を数十人の人がつ
いてきているといった状況でした。地元というこ
ともあるのでしょうが、すごかったです。




 ・16:50〜 残り4レース。女子5000B、A、男子5000mA、Bの順です。男子のAが先なの
        はテレビ放送の関係だったのでしょうか?私は最初はスタートしてすぐのコーナ
        ーのあたりにいました。レースが始まると左は沖電気、右は三井住友海上、少
        し後方にワコールの方達がいて選手に大きな声で指示(激)を送られてました。
        また、応援団のほうも資生堂とか三井住友海上などは声を揃えた応援で目立
        ってました。レース中、拍手されただけでも嬉しいのに、名前を呼んで応援され
        たらかなり励みになるのではないでしょうか。みなさん観戦に行ったら、ぜひ声
        援送りましょう。

        女子5000mAでは渋井さんが序盤から先頭でレースを引っ張ってましたが、ラ
        スト2周くらいで遅れだしてしまいました。最後は地元デオデオの藤井さんが優
        勝。会場はかなり盛り上がりました。男子5000mAは中盤過ぎてからケニア人
        選手8人が集団になって日本選手は少し離れる展開になってしまいました。日
        本選手もそうそうたるメンバーだったので、見てて、あ〜っ(やっぱり5000mでは
        戦えないのか?)、って感じを受けてしまいました。結局優勝はアラコのマイナさ
        んでしたが、日本人トップの徳本さんのスパート見事でした。ただ高岡さんの11
        位というのは意外でした。


男子5000mA               女子5000mA

氏 名 記録
1 ジュリアス・マイナ
13:25.95
2 ラバン・カギカ
13:30.65
3 ジョン・カリウキ
13:31.75
4 ジェームス・ドゥング
13:32.02
5 サイモン・マイナ
13:33.80
6 徳本 一善
13:38.14
7 ムワンギ・ダニエル・ムチュヌ
13:38.70
8 佐藤 敦之
13:40.48
9 瀬戸 智弘
13:40.99
10 M・カリウキ・デビット
13:41.81
順位 氏 名 記録
1 藤井 裕美
15:32.97
2 大越 一恵
15:33.69
3 小鳥田 貴子
15:40.96
4 渋井 陽子
15:43.38
5 エスタ・ワンジロ・マイナ
15:44.22
6 弘山 晴美
15:44.88
7 小ア まり
15:46.12
8 奥永 美香
15:48.53
9 加納 由理
15:50.56
10 市川 良子
15:54.43


 ・18:10〜 競技場をでてサブトラックに行き選手のダウンの様子をしばらく眺めてました。
        サブトラックの外ではサインや写真を頼まれている選手が何人もいました。試
        合の後ということで、けっこう気さくに応じられているようでした。私は20分程し
        て駐車場に行って広島を後にしました。帰りの高速道路は横風がすごくてちょ
        っと怖かったです。^_^;

・最後に   今回の大会でネットでしか名前を知らなかった方達何人かと会って話しをする
        ことができました。みなさんの陸上競技が好きな気持ちが伝わってきました。
        行ってよかったです。元気をもらいました。観戦に行かれた事がないみなさん、
        結果(成績)を見ただけではわからないことも多いです。観戦に行きませんか?

・結果の詳細は広島陸協のサイトで。こちら