―ぱおの箱根駅伝観戦記― ありがとう、大東文化大☆
3日の朝、テレビで大東文化大の金子選手の力強い走り、池田選手へのたすきリレ−を観戦し、
まもなくトップの順大が7→8区へと渡る頃に大手町に向うため家をでました。
大手町ではたくさんの人がラジオなどを持参して、ゴ−ル付近を賑わしていました。私も携帯テレ
ビ片手に、つねに大東大の様子、シ−ド権のことを気にしつつ待っていました。沿道の応援者が増
え、旗が配られたりして、テレビで見ていた光景が目の前でおこり、さらにその中に自分がいるとい
うだけで、気持ちが高ぶるようでした。携帯テレビの映りが悪く、友達のラジオから、大東大の選手
の様子や、タイム、順位を聞いては、頑張って。と願うばかりでした。
10区に入り、順大のアンカ−宮崎選手が独走していることを知った時は、正直心穏やかではあり
ませんでした。三冠を成し遂げたのは大東大だけ!ということにこだわっていましたから…。けれど
も、宮崎選手が最後の直線に入り、その姿を自分の目で確認した時、私は「頑張れ−。頑張れ−。」
と叫んでいました。ゴ−ルテ−プをきった瞬間は、鳥肌が立ちそうでした。2〜4位の選手もゴ−ルに
飛び込み、次はどこの大学かな…と思っていました。大東大はシ−ド争いだったので、早く来て欲し
いとは思っていたけど、まだ来ないだろう…と漠然と思っていました。
はるか遠くで、旗が振られるのが分かりました。そして5番目に走ってきた選手がライトグリ−ンと
オレンジのユニフォ−ムを着た真名子選手だと分かった時は、「“せーの”のかけ声で『真名子さ〜
ん』って言おうね」と前もって友達としていた約束のことなどすっかり忘れ、夢中で「真名子さ〜〜ん、
真名子さ〜〜んっっっ。頑張れぇっっ!!」と応援していました。大東大が復路2位、総合6位と聞い
た時は嬉しくて、嬉しくて飛び跳ねてしまいました。
その後は、あまり時間差もなく、次々と選手がテ−プをきり、仲間たちに迎えられていきました。テ
レビで見ている時はあまりスピ−ドを感じませんが、真近で見ると、あまりの速さに圧倒させられて
しまいました。また、私のななめうしろあたりから、常に聞こえてくる「○大!○大!」と、各大学を応
援している方の声がすごく印象に残りました。私のように、1つの大学を特に応援するのももちろん
楽しいことだけど、いろんなチ−ムのことを知って、応援するのも駅伝の楽しみと言えるんだろうと感
じました。
終わったあと、大東大のみなさんが円陣を組んでいるところを見ていました。走った選手にはもち
ろんお疲れ様、おめでとうと心から思いましたが、その選手たちを1番近くから支えていた青葉部長、
只隈監督、部員のみなさんにもお疲れ様、おめでとうという気持ちでいっぱいでした。
最後に、シ−ド権を獲得できたこと、三冠を狙うチャンスができたこと、そして大東文化大学を応援
できたことが本当に嬉しかったです。これからも一途に応援するのでがんばってください!